愛知学院大学 禅研究所 禅研究所について

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ごあいさつ

愛知学院大学 禅研究所 所長 岡島秀隆愛知学院大学禅研究所所長 岡島 秀隆

 愛知学院大学禅研究所は、昭和40年7月に設立されました。その目的は本学の「建学の精神」を内外に知らしめるとともに、その遡源である禅仏教の研究と実践を推進することです。この目的のために本学の基幹研究部門として、また東海地域における特色ある研究機関として積極的な活動を継続することができればと考えております。
 現在の研究所活動は多義にわたります。禅仏教とその周辺領域に関する多様な専門研究の成果を記録し公開する『禅研究所紀要』や禅仏教の一般社会への普及を目指して作成される『禅研だより』の刊行、学内外の碩学を招いて開催される講演会・研究会、月例の「火曜参禅会」の開催、禅籍資料調査、研修旅行、外部機関と連携した坐禅会の開催などが毎年実施されています。
 ところで、「禅文化は日本が世界に誇れる文化である」と言われます。「禅の国際的認知度は非常に高くなった」とも言われます。しかし、世界の人々は果たして本当に分かってくれているのでしょうか。それ以前に、私たちは本当に禅や仏教、日本文化が理解できているのでしょうか。こう自問してみると、随分心許ない気持ちになってきます。私たちは非力ですが、こうした問いかけを真摯に持ち続けながら、今後も歩一歩と活動を進めてゆきたいと思います。各位のご指導ご鞭撻を切にお願い申し上げます。

愛知学院大学 禅研究所 所長 岡島秀隆

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